音質評価技術部門委員会
1.活動目的
自動車の音質改善を通じて、快適性や安全性の向上による新たな付加価値の創造と豊かな自動車社会の発展を目指す。
音質の評価方法や設計への還元方法などの知的財産を広く共有し、関連分野における生産効率を向上させることを目的とする。
2.委員長・幹事(2024-25年度)
委員長 | 三津山 元基(いすゞ自動車株式会社) |
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幹事 |
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3.主な対象分野・事項
- 振動/騒音
- モータ駆動システム
- アイドル振動騒音/加速時騒音
- 静粛性
- ロードノイズ/パターンノイズ
- 風切り音
- 音質評価/乗心地評価
- 生体計測/運転心理
- HMI
4.活動内容
2021年度より、音質評価技術と音質価値探査をキーワードに掲げ、新たなWG態勢にて、音質評価技術のテーマ絞り込みを討議している。
WG1(音質評価技術):ICEを搭載する車両に対してEVは加速時車内音が静粛傾向にあり音質が大きく異なる。このことから想定される音質ニーズの変化を予測し、それを測る音質指標の確立に向けて推進する。
WG2(音質価値探査):カーボンニュートラル実現に向けた次世代車両の普及と、自動運転の高度化による移動に関わる社会課題の解決が進められている。自動運転環境下における電動車両に求められる音質について、委員会からの提言を目標として音質の価値を調査している。価値探査の継続と共に、ロードノイズを対象として価値性を調査し、評価指標の確立を推進する。