音質評価技術部門委員会

1.活動目的

自動車音の音質改善を通じて、自動車の快適性や安全性の向上による新たな付加価値の創造と豊かな自動車社会の発展を目指す。音質の評価方法や設計への還元方法などの知的財産を広く共有し、関連分野における生産効率を向上させることを目的とする。

2.委員長・幹事(2022-23年度)

委員長 戸井 武司(中央大学)
幹事
  • 石塚 昌之(シーメンス株式会社)
  • 関根 道昭(独立行政法人自動車技術総合機構)
  • 中島 康貴(リオン株式会社)
  • 能村 幸介(株式会社本田技術研究所)
  • 藤井 宇(横浜ゴム株式会社)
  • 三津山 元基(いすゞ自動車株式会社)
  • 村田 法生(株式会社東陽テクニカ)

3.主な対象分野・事項

  • 音質評価/乗心地評価
  • 圧縮着火機関
  • アイドル振動騒音/加速時騒音
  • ロードノイズ/パターンノイズ
  • 風切り音
  • モーター駆動システム

4.活動内容

2021年度に音質評価技術に対する研究内容の見直しを図り、①音質評価技術と②音質価値探査をキーワードに掲げ、新たなWG態勢にて、音質評価技術のテーマ絞り込みを討議している。
WG1(音質評価技術):委員会参加OEMの現場で生じる音質評価の難しさを共有しており、それに対する対応方法や、人の聴感に一致した客観的な評価指標の確立に向けた取り組みについて検討していく。
WG2(音質価値探査):2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、次世代車両(EV/PHEVやHEV、FCV、クリーンディーゼル)の普及が課題となっている。また移動に関わる社会課題の解決として、自動運転の高度化が進められている。WG2は、高度な自動運転環境下における電動車両に求められる音質について、委員会からの提言を目標として音質の価値を調査していく。

5.技術のロードマップ

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