持続可能な自動車社会検討部門委員会

1.活動目的

将来の自動車を含むモビリティ社会を俯瞰して長期の技術ロードマップを継続的に検討するため、自動車技術会の従来の枠組みを超えた広範な論議を行う。日本の自動車産業が新たな価値を創出するために、幅広い技術領域の専門家を交えてインターディシプナリー型の論議を深め、産官学が連携して取り組むべき共通の目標を設定し、関係各方面へ提言として訴求する。これにより、日本の自動車技術の競争力を高く保つとともに、自動車及び自動車社会に関わる多くの技術者の想いを具現化・共有し、それを広く発信する。

2.委員長・幹事(2022-23年度)

委員長 塩路 昌宏(京都大学)
幹事
  • 石森 崇(日野自動車株式会社)
  • 河原 伸幸(岡山大学大学院)
  • 木村 英輔(本田技研工業株式会社)
  • 前田 義男(早稲田大学)
  • 吉松 昭夫(トヨタ自動車株式会社)

3.主な対象分野・事項

  • 政策提案
  • 環境・エネルギー・資源
  • 社会システム
  • その他のモビリティ
  • 国際環境政策政策分析
  • 電気社会システム
  • 交通環境
  • 再生可能エネルギー
  • LCA
  • 熱機関

4.活動内容

注目すべきトピックスを設定するとともに、先進的な事業が実施されている施設・設備を実地に見聞する見学会を企画し、先端技術を含む取り組みの実態について理解を深める。これら話題提供、見学、等を通じて委員間での情報を共有するとともに、以下の成果に向けた活動を展開する。
・技術の進歩およびイノベーションが起こる可能性について複数のシナリオを議論し、持続可能な社会に向けた2030年以降の自動車技術のあるべき方向性シナリオの策定を目指す。
・上記シナリオに基づき、日本の自動車技術の競争力を高く保つための長期的な技術ロードマップの作成を試みる。
・自動車産業を中心として日本が欧・米・中・韓に伍して生き残りをかけて取り組む産学連携研究テーマを検討する。

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