傷害予測による事故自動通報システムの高度化と普遍化に関する検討委員会

1.活動目的

本委員会は、工学や医学の分野の専門家を主体とし、交通事故の自動通報による救急医療革命を目指すために国土交通省や総務省(警察庁・消防庁)などの行政をはじめ自動車業界や緊急通報を運用する業界などと緊密に連携し、交通事故自動通報システム(ACN)の普及を図るとともに、併せて傷害予測情報などを付加した先進交通事故自動通報(AACN)への進展に備えた研究を行う。そのために、2018年度末までに交通事故自動通報システムが自動車アセスメント事業により本格的に評価されることを実現し、日本における全ての自動車メーカがACNシステムを搭載する体制が整うように、必要な学術的なサポートと啓蒙活動を行う。また同時に、AACNに必要不可欠な傷害予測手法の更なる精度向上を図るとともに日本製の傷害予測アルゴリズムとして認定し、準備段階にあるAACNシステムD-Call Netの本格運用への進展を促す。これらの活動により日本国内におけるACNシステム搭載車両を飛躍的に増加させ、AACNの運用への道筋を確立させることを目指す。

2.主な対象分野・事項

  • 事故通報システム
  • 傷害データベース
  • 傷害予測
  • 救命救急
  • ドクターヘリ

3. 成果報告書

傷害予測による事故自動通報システムの高度化と普遍化に関する検討委員会 成果報告書(2022年10 月31日発行)

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