第2回クルマ・社会・パートナーシップ大賞にて「自動車ユーザー連携賞」を受賞

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 この度、本会が一般社団法人日本自動車会議所・日刊自動車新聞社共催の「第2回クルマ・社会・パートナーシップ大賞」(CSP大賞)において「自動車ユーザー連携賞」を受賞しました。

「クルマ・社会・パートナーシップ大賞」は、自動車業界で働く 550万の人々と自動車ユーザーによる、さまざまな自動車産業社会に対する貢献に「ありがとう」の感謝を伝え、それぞれの素晴らしい取り組みが世の中に広がっていく一助になればとの思いから、新たな表彰制度として2021年に創設されたものです。

 第2回CSP大賞では、選考委員会により、30件の「グッドパートナーシップ事業」が選定され、その中から「大賞」、それに次ぐ「選考委員特別賞」が決定します。そして部門賞となる「モビリティ・ソリューション賞」、「地域・コミュニティ活性化賞」、「SDGs貢献賞」、「自動車ユーザー連携賞」の各賞が決定されます。

 この度、本会は、「自動車ユーザー連携賞」を賜る事が出来ました。

 表彰式は2月10日(金)に都内会場(芝パークホテル(港区芝大門))にて開催されました。

集合写真

自動車技術会 副会長 草鹿 仁(表彰式にて)

表彰


自動車ユーザー連携賞


受賞業績

 学生フォーミュラ大会の開催を通じて、20年にわたり大学生・高等専門学生が実践的なものづくりを学ぶ人材育成活動の継続が評価され「自動車ユーザー連携賞」を賜りました。
 取り組みを始めた経緯は、少子化による学生の減少に加え、若者の理系離れといった深刻な状況は、日本の自動車産業にとって将来の国際競争力・企業競争力の低下、優秀な技術人材の不足につながる恐れがある時代でした。
 一方、米国では「Formula SAE®」を開催するなど、学生が実際のものづくりを通して自分たちの能力や知識を、発揮できる「場」が提供されており、産学官の協力のもと、人材育成の基盤づくりが根付いていました。しかし日本では、自動車技術分野で活躍を目指す学生にとっては、習得した専門技術を発揮する「場」がない状況でした。
 そこで本会は、学生たちが実際に「もの」に接し、「もの」を創っていく「場」を提供することによって、技術の理解を深め、実践的な能力を養い、より高いレベルに意欲的に挑戦するコンペティションとして学生フォーミュラ大会を創設しました。
 実際の製作体験やチーム活動を通じ、ものづくりの本質やそのプロセスを学ぶとともに、ものづくりの厳しさ、面白さ、喜びを実感できる、そのような「場」を通じて、創造性に満ちた技術者の育成を目指してきたことを評価いただきました。

受賞コメント(自動車技術会 草鹿副会長)

 この度は、「自動車ユーザー連携賞」を賜り、誠に光栄に存じます。学生フォーミュラ大会は、速い車を造れば優勝できるとは限らず“人づくり・ものづくりの総合力!”が重要です。産学官みなさまのご支援・ご協力により20年間継続し、延べ25,000名の人材を輩出して参りました。 引き続き自動車業界の大変革の時代を生き抜くための人材を育成してまいりますので、変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


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お問い合わせ

(公社) 自動車技術会 担当:島田 鹿目(かのめ)

TEL: 03-3262-8219 / FAX: 03-3261-2204 / E-mail: press@jsae.or.jp

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