<2021年 秋季大会(オンライン)> 開催報告

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公益社団法人自動車技術会(会長 寺師 茂樹)は、2021年 秋季大会をオンラインで2021年10月13日(水)~10月15日(金)の3日間にわたり開催しました。

自動車技術者・研究者が最新の研究成果を発表する「学術講演会」は、62セッション281編(日本語:264編、英語:17編)の講演がありました。

大会1日目には「北海道支部企画 特別講演」を、大会2日目には「学術講演会運営委員会 特別セッション」をLIVE配信で実施しました。

参加登録者数

参加区分 2021年 秋季大会
学術講演会 2,700名
無料イベントのみ参加
(北海道支部企画 特別講演
学術講演会運営委員会 特別セッション)
338名
合計 3,038名


北海道支部企画 特別講演

「2050年に向けた運輸部門の形態変化と経済活性 産業別CO₂、車両選好および雇用分析に基づく考察」

(講師)

 近久 武美 氏(北海道職業能力開発大学校)

地球温暖化対策は、2050年炭酸ガス排出ゼロに向けた取り組みも重要となっている中、解決すべき技術やコストの課題も多いため、社会循環や経済効果も含めて技術変革を検討する事が重要という観点でご講演いただきました。

[聴講者数:356名]


学術講演会運営委員会 企画特別セッション

「アバターによるモビリティの広がり」~新たな移動手段としても注目を集めているアバターはモビリティになりえるのか?~

(講師)

 吉池 孝英 氏(株式会社本田技術研究所)

 江間 有沙 氏(東京大学)

 富岡 仁 氏(Telexistence株式会社)

吉池氏からは、仮想空間/現実世界でのアバターについての動向や実現を支える技術を紹介いただきました。
江間氏からは、自分の身体以外を使って活動をすることが可能になった場合、起こりうる課題について説明いただきました。
富岡氏からは、実生活に近い領域でのロボティクスの社会実装に関して、ビジネスモデルやファイナンスの観点も織り交ぜて課題について説明いただきました。
その後、「アバターはモビリティになりえるのだろうか」をテーマに講師3名によるディスカッションが繰り広げられました。

モビリティの新たな領域の大変興味深い話題提供があり、多くの方にご視聴いただけました。

[聴講者数:552名]

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