第15回 全日本 学生フォーミュラ大会 開催報告

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公益社団法人 自動車技術会(会長 松本宜之)は、2017年9月5日(火)~9日(土)の5日間にわたり、 「第15回 全日本 学生フォーミュラ大会」を静岡県袋井市/掛川市のエコパ(小笠山総合運動公園)で開催しました。

本年は過去最多の118チームがエントリーし、98チームを上限とし参加受付を行い、最終的に93チームが本大会に参加しました。

総合成績

ICV(内燃機関)クラスでは、京都工芸繊維大学が2位チームと約70ポイントの差をつけ二連覇を果たしました。前大会優勝チームということもあり、動的審査では安定した走りを見せていました。2位には、前回大会8位から大きく順位を上げた芝浦工業大学が入りました。3位は2位と僅差で、名古屋工業大学が獲得しました。

総合優勝:京都工芸繊維大学

EV(電気自動車)クラスでは、EV初参加となった名古屋大学がEV総合優秀賞を受賞しました。また、総合結果でも4位となり、EVがTOP5入りを果たす大会初の快挙となりました。かつて三連覇を達成した静岡理工科大学、二連覇を目指した岩手連合チーム(一関工業高等専門学校/岩手大学/岩手県立大学 EV)は、マシンの不調により順位を下げました。
EVクラスは海外チームの活躍が目立ち、アクセラレーションではTongji University(中国)のEV車が
初の3秒台を記録し1位となりました。今後のEVクラスの性能向上が期待されます。

詳細リザルトは、以下をご確認下さい。
http://formula.jsae.or.jp/

来場者数

本年の来場者数は、昨年に比べて約700名増加しました。参加者増の内訳は、主として参加チーム数と来場客の増加となっています。

開催日 来場者数
● 9月5日(火) 2,828名
● 9月6日(水) 2,960名
● 9月7日(木) 3,462名
● 9月8日(金) 4,596名
● 9月9日(土) 4,986名
  5日間の合計18,832名
( 18,071 名)
(  )内は昨年度

【ICV(内燃機関)クラス、EV(電気自動車)クラス優勝マシン】


  • ICV(内燃機関)クラス:京都工芸繊維大学

  • EV(電気自動車)クラス:名古屋大学

上記プログラムを含めた実施風景写真を記事化等でご利用になる場合は、下記宛先までご連絡下さい。高精細版の写真をお送りいたします。

本件に関する問い合わせ先

(公社) 自動車技術会 担当:島田 鹿目(かのめ)
TEL: 03-3262-8219  FAX: 03-3261-2204  E-mail: press@jsae.or.jp

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