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小型トラック用ハイブリットシステム

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エンジン直結式の電気モーター兼発電機とニッケル水素電池によるパラレル式のハイブリッドシステムを採用。 車両の減速時に発生するエネルギーを蓄電し、エンジン動力をモーターがアシストすることで排出ガスやススなどを低減し、画期的な低燃費が実現できた。 またモーターやバッテリーの高出力化などにより、ストレスを感じさせないパワフルな走りと心地よい加速力を発揮する。

保管場所 日野自動車株式会社
製作(製造)年 2006
製作者(社) 日野自動車株式会社
資料の種類 量産部品
現状 使用中・公開
型式 / 製作
型式
N04C
種類
ディーゼルエンジン
会社名
日野自動車株式会社
用途
小型トラック
実物所在
量産部品
搭載車種
XKU308M
製作年
2006
設計者
日野自動車株式会社
諸元
シリンダ配列・数
N04C-H1
サイクル/冷却方式
直4・4サイクル水冷
弁型式/数
OHV/吸気2・排気2
燃焼方式
直接噴射方式
燃焼室
リエントラント型
総排気量
4,009cc
内径×行程
104×118mm
圧縮比
18.0
噴射ノズル
コモンレール式
性能
最高出力/回転数
100kW/3000rpm
最大トルク/回転数
353N・m/1,600rpm
燃料消費率
10.4Km/L
燃料噴射方式コモンレール式
排気ガス対応クールEGR
装置
過給機形式
ターボ式(電子制御)
インタークーラー
付き
可変装置
無し
エピソード・話題性エンジン直結式の電気モーター兼発電機とニッケル水素電池によるパラレル式のハイブリッドシステムを採用。車両の減速時に発生するエネルギーを蓄電し、エンジン動力をモーターがアシストすることで排出ガスやススなどを低減し、画期的な低燃費を実現できた。またモーターやバッテリーの高出力化などにより、ストレスを感じさせないパワフルな走りと心地よい加速力を発揮する。
特徴世界一厳しい排出ガス規制である「新長期(平成17年)排出ガス規制」。日野自動車は、この高い目標に対し、新短期(平成15・16年)排出ガス規制四ツ星認定を取得したディーゼル低公害システム「DPR」を進化させたことでクリア。さらに規制値に対し、PMとNOxの排出量を10%以上低減させています。その長所は、信頼ある従来技術の延長線上にある点です。燃料も使い方も四ツ星車と同じ。安心していつまでもお使いいただけるシステムです。
参考文献山口他 小型トラック用ハイブリッドシステムの開発 日野技報NO.55(2004年)他