JSAE HOME

Honda DN-01

  • Honda DN-01
  • Honda DN-01
  • Honda DN-01

従来にはないダイレクト感と優れたスロットルレスポンスを実現するHonda独創のロックアップ機構付油圧機械式無段変速機、HFT(Human-Friendly Transmission)。 トルクの伝達効率に優れ、状況に応じ常に最適な駆動力が得られるよう、ギアレシオをコンピューター制御で無段階にコントロールでき、組み合わされるVツインのビッグトルクと相まって、ゆっくりスロットルを操作するときはエンジン回転数の上昇を抑えながら車速を上げることができ、心地よい加速感を楽しめる。また、スロットルを大きく開けたり高回転域では、エンジン回転数に対してダイレクト&リニアに反応。 無段階でトップレシオまで続く息の長い一直線的な加速感が味わえ、新感覚クルーザーとしての魅力を存分に堪能できる。 また、同様のスムーズさでエンジンブレーキをかけることが可能なため、減速時や下り坂では安心感と安定感ある走りを実現。 さらに、世界初のロックアップ機構採用で巡航時の燃料消費率の向上も追求している。

保管場所 Honda Collection Hall
製作(製造)年 2008
製作者(社) 本田技研工業株式会社
資料の種類 量産車
現状 保存
車名 / 製作
車名
Honda DN-01
型式
RC55
会社名
本田技研工業株式会社
車種・用途
自動二輪車
実車所在/模型
Honda Collection Hall
型式 / 重量
スタイル
オートバイ
乗員
2名
車両重量
269kg
車体 / 寸法
全長
2,320mm
全幅
835mm
全高
1,115mm
前照灯
Hi マルチリフレクター/Lo プロジェクター
タイヤサイズ(前)
130/70 ZR17 M/C 62W
タイヤサイズ(後)
190/50 ZR17 M/C 73W
車体 / 車軸 / 操縦 / 付属
フレーム
ダブルクレードル
懸架方式(前)
テレスコピック式
懸架方式(後)
スイングアーム式(プロアーム)
軸距
1,610mm
車高調整
なし
ブレーキ(前)
油圧式ダブルディスク
ブレーキ(後)
油圧式ディスク
ダンパー(前)
あり
ダンパー(後)
あり
走行安定装置
前後輪連動ブレーキ(コンバインドABS)
特徴
強靱でしなやかな特性のダブルクレードルフレームおよび、剛性バランスに優れる、片持ち式スイングアームを採用。 ロングホイールベースを基本としながら、スイングアーム下に排気系のチャンバーを配置、燃料タンクも二分割し一方をシート下にレイアウトするなど、徹底した低重心化とマスの集中化を図った。 ネイキッドスポーツモデル並みのキャスター角および前輪分担加重率とし、スイングアームピボット部をチェーンドライブと同様の貫通ボルトタイプ構造とすることで高剛性化と軽量化を実現。 これらにより、しっかりとした安定感と、軽快かつ手ごたえのあるハンドリングを両立し従来のモデルにない新しい乗り味を実現した。
機関 / 寸法 / 出力
種類
水冷 4ストローク
気筒配列
V型2気筒
弁機構
OHC 4バルブ
気化器
電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>
内径x行程
81.0×66.0mm
排気量
680cc
点火系
フルトランジスタ式 バッテリー点火
最高出力/回転数
45[61]/7,500 (kW[PS]/rpm)
最大トルク/回転数
64[6.5]/6,000 (N・m[kg・m/rpm])
排気浄化
三元触媒/空燃比フィードバック制御機構/二次空気供給装置
過給機
なし
潤滑方式
圧送飛沫併用式
始動方式
セルフ式
燃料タンク容量
15.0L
特徴
PGM-FI採用680cc水冷OHC4バルブ52°Vツイン。 低回転域では力強いフラットなトルク特性を発揮する一方、高回転域では爽快な吹け上がりを実現。 ゆとりあるクルージングとスポーツ走行を両立し、新世代のスポーツクルーザーとしての魅力を存分に発揮するパワーユニットとした。 また、Vツインならではの鼓動感やボリュームあるマフラーが放つ心地よい重低音、そしてHFTが生み出す作動音が相まって放つサウンドはDN-01ならではのもの。 環境への配慮としては、排気ガス再燃焼機構や先進の三元触媒機構を採用している。(平成19年国内排出ガス規制適合)
ハイブリッド
ハイブリッドシステム形式
なし
駆動系
変速機
油圧機械式<電子式マニュアルモード付(HFT)>
動力伝達方式
シャフト
クラッチ形式
変速機内油圧調整式(ロックアップ機構付)
性能
燃費率
25.0(60km/h 定地走行テスト値)