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ヤマハ YZ400F

  • ヤマハ YZ400F

”MXマシンには2stが最適である”という概念を打ち破った初めてのモデル。軽量、ハイパワーの2stエンジンに対し、広いパワーバンド、スロットルの開度に応じ極低速からリニアに立ち上がる4stエンジン特性は、無駄なホイルスピンを防ぎ、リアのトラクションを飛躍的に向上させた。この”扱いやすい”ことは”疲れにくい”ことにつながり、30分以上コースを走り続けるMXレースにおいても高いポテンシャルを確保できた。無駄の少ない4stマシンの高い戦闘力は、AMAレースで初年度総合優勝を果たした。その後一気に市場に浸透し、現在では4stモトクロサーが主流となった。

保管場所 ヤマハ発動機株式会社 コミュニケーションプラザ
製作(製造)年 1997
製作者(社) ヤマハ発動機株式会社
資料の種類 量産車
現状 展示(静態)・公開
車名 / 製作
車名
YZ400F
型式
5BE1
会社名
ヤマハ発動機株式会社
車種・用途
オフロードコンペ
実車所在/模型
コミュニケーションプラザ
製作年
1997
型式 / 重量
スタイル
モトクロッサー
乗員
1名
車両重量
107kg(乾燥重量)
車体 / 寸法
全長
2,176mm
全幅
827mm
全高
1,303mm
前照灯
なし
タイヤサイズ(前)
80/100-21
タイヤサイズ(後)
110/90-19
車体 / 車軸 / 操縦 / 付属
フレーム
鋼管セミダブルクレードル
懸架方式(前)
テレスコピック
懸架方式(後)
スイングアーム(モノクロス)
軸距
1,496mm
車高調整
ステアリング
バーハンドル
ブレーキ(前)
油圧シングルディスク
ブレーキ(後)
油圧シングルディスク
ダンパー(前)
オイルダンパー
ダンパー(後)
ガス封入式オイルダンパー
機関 / 寸法 / 出力
種類
水冷4サイクルDOHC 5バルブ
気筒配列
単気筒
弁機構
DOHC 5バルブ
気化器
FCR39×1
内径x行程
92.0×60.1mm
排気量
399cc
点火系
C.D.I
最高出力/回転数
40.4kW(55.0PS)/9,000rpm
最大トルク/回転数
45.7kW(4.67kgf・m)/7,000rpm
潤滑方式
ドライサンプ
始動方式
キック
燃料タンク容量
8.0L
ハイブリッド
ハイブリッドシステム形式
なし
駆動系
変速機
常時噛合式全身5段
動力伝達方式
ギア(1次) チェーン(2次)
クラッチ形式
湿式多板
特徴レースで勝てる戦闘力を備えた初の4ストロークエンジン搭載の市販モトクロスマシン