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日野コンテッサ900 PC10

  • 日野コンテッサ900 PC10

ルノー国産化の経験を活かして独自設計したリヤエンジン乗用車。リヤサスペンションは耐久性と操縦安定性の見地から独自のトレーリンゴアーム方式を用いた。スポーティーな車で、1963年第一回日本グランプリツーリングカークラス(700~1000cc)で1位、スポーツカークラス(1300cc以下)で2位に入賞した。
1956年、未だ盛んにルノーを生産して居る頃に次期乗用車として検討に入った。基本的にはルノーの生産設備を極力流用すること、設計・製造面でルノーから学んだ技術を活用すること、ルノー4CVより車格を少し上げて近代的なスタイルにすること、自家用・営業用を両立させること、等であった。
1961年から1964年にかけて4万7千台余り生産した。

保管場所 株式会社日野自動車21世紀センター・オートプラザ (〒192-0916 東京都八王子市みなみ野5丁目28番5号)
製作(製造)年 1961
製作者(社) 日野自動車工業株式会社
資料の種類 量産車
現状 展示(静態)・公開
車名 / 製作
車名
日野コンテッサ900
モデル名
PC10
会社名
日野自動車工業(株)
製作年
1961
車種・用途
乗用車
実車所在/模型
あり
型式 / 重量
ドア数
4ドア
乗員
5名
車両重量
720kg
車体 / 寸法
構造
モノコック
全長
3,795mm
全幅
1,475mm
全高
1,415mm
タイヤサイズ
5.50-14-2プライ
車体 / 車軸 / 操縦 / 付属
前軸
ウイッシュボーン
後軸
スイングアクスル
軸距
2,150mm
ステアリング
ラック・ピニオン
機関 / 寸法 / 出力
冷却/気筒配列
水冷/直4
弁機構
OHV
内径x行程
60×79mm
排気量
893cc
最高出力/回転数
35PS/5,000rpm
過給機
なし
燃料タンク容量
32L
特徴
ガソリン
ハイブリッド
ハイブリッドシステム形式
なし
駆動系
変速機
前3又は4、後1
駆動方式
RR
性能
モード燃費
-
その他事項足ブレーキ:オイル;手ブレーキ:ケーブル後輪作動;最終減速比:4.62;最高速度:110km/h;燃費率:20km/l