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ロータリエンジン 10A 型

  • ロータリエンジン 10A 型

・ 独NSUバンケル社と技術提携して実用化された革新的エンジンであり、世界初の2ロータ式ロータリエンジン。
・ ペリフェラル・ハウシングに生じるチャターマークをカーボンアペックスシールで解決。

保管場所 マツダ株式会社 (〒730-8670 広島県安芸郡府中町新地3ー1)
製作(製造)年 1967
製作者(社) 東洋工業株式会社
資料の種類 量産車
現状 展示(静態)・公開
型式 / 製作
型式
10A
種類
ガソリン
会社名
マツダ㈱
実物所在
マツダ㈱
搭載車種
コスモスポーツ
製作年
1967
設計者
山本健一
諸元
シリンダ配列・数
直列2ロータ
サイクル/冷却方式
4/強制循環式
燃焼室
バスタブ
総排気量
491x2cc
圧縮比
9.4
質量(重量)
102kg
寸法
51×59.5×54.5cm
点火システム
バッテリ・コイル式
放熱器方式
圧力型水管式
性能
最高出力
110ps/7000rpm
最大トルク
13.3kg-m/3500rpm
燃料消費率
235gr/ps-h
排気ガス対応 
装置
吸気系
サイドポート
排気系
ペリフェラルポート
その他 
エピソード・話題性自動車用世界初の2ロータ式ロータリエンジン
特徴往復運動部分が少なく低振動、動弁機構がなく軽量コンパクトな構造、出力軸1回転毎に爆発しトルク特性がフラット
参考文献(1)「ロータリーエンジン」山本健一編 (2)「COSMO SPORTの紹介」1967東洋工業発行
その他事項協力者:バンケル社他;ピストン:三葉型(ロータ);燃料供給方式:気化器(ゼニスストロンバーグ);燃料ポンプ:電気式;点火プラグ:2プラグ;配電器:遠心式及び真空式