JSAE HOME

運転支援システム「EyeSight Ver.2」

  • 運転支援システム「EyeSight Ver.2」

EyeSight(アイサイト)はSUBARUが世界に先駆け開発したステレオカメラのみを用いた運転支援システム。Ver.2では、ドライバーの過信を招かない配慮を盛り込むことで衝突回避を一部可能としたプリクラッシュブレーキ、及びドライバのブレーキペダルの踏み込みを補助するプリクラッシュブレーキアシストといった予防安全機能を強化した。
全車速追従機能付きクルーズコントロールにおいて、自動ブレーキの最大限速度を大幅に高めたことで、都市高速などの先行車の強い減速にも対応でき利便性が大幅に向上した。専用部品を廃止、シンプルなシステム構成としたことで大幅なコスト低減を実現した。

保管場所
製作(製造)年 2010
製作者(社) 株式会社SUBARU
資料の種類 量産品
現状 Ver.3として量産中
型式名EyeSight Ver.2
通称名株式会社
SUBARU
技術用途運転支援システム
適用車種レガシィ
フォレスター
インプレッサ
WRX
エクシーガ
製作年1988年(ステレオカメラの研究開始)
実用化年1999年運転支援システムADA搭載車(レガシィ)発売
2008年EyeSight Ver.1搭載車(レガシィ)発売
2010年EyeSight Ver.2搭載車(レガシィ)発売
協力者日立オートモーティブシステムズ株式会社
コンティネンタル・オートモーティブ株式会社
装置構成ステレオカメラ(撮像・認識処理・運転支援制御・ストップランプ制御)
表示部車両モニターに警告表示
性能機能・衝突危険警告
・プリクラッシュブレーキ
・プリクラッシュブレーキアシスト
・全車速追従機能付きクルーズコントロール
・AT誤発進抑制制御
・車線逸脱警告
・ふらつき警告
・先行車発進お知らせ機能
効果予防安全
エピソード・話題性自動車技術会 第61回(2011年) 自動車技術会賞 技術開発賞

平成24年度科学技術分野の文部科学大臣科学技術賞受賞

機械振興協会 第10回(平成24年度) 新機械振興賞 経済産業大臣賞

2015年 グッドデザイン賞金賞
参考文献スバル技報No.35
スバル技報No.38